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船員プライヴェート

給与・手当

会社によって給料や手当は異なりますが、海運会社と全日本海員組合との間で労働協約が定められており、基準が明確化されています。2008年の労働協約上の最低賃金(基本給)と乗船中の諸手当について表に示すと下記のようになります。

労働協約上の最低賃金(基本給 2008年現在)

船長・機関長一等航海士・機関士その他の職員
364,390円280,470円189,090円

労働協約上の最低賃金(基本給 2008年現在)

家族手当月額3,900円(配偶者)
船長・機関長手当船長:月額269,500円/機関長:月額263,500円
機関部手当月額1,000円
衛生管理者手当月額13,000円(衛生管理者候補は8,000円)
時間外手当平日:算定基準額の163.5分の1.3
休日:算定基準額の163.5分の1.5
算定基準額=基本給と機関部手当などの合計金額

上記表の最低賃金は、あくまでも基本給のみで、乗船中はさまざまな諸手当が支給されます。表以外の手当てとしては、航海日当、日本に所要期間(2〜5ヵ月)入港しない船舶を対象として長期就航手当や、夏季ペルシャ湾就航船への特別手当、タンカー手当などの支給が定められています。また、乗船中の光熱費、水道代、食費はすべて会社が負担し、個人負担はまったくありません。これも船員という職業の特徴のひとつです。 ところで気になる給料、会社や個人によって多少の違いはありますが、実例を挙げると、ベテランの船長、機関長の年収は1,500万円以上となっています。ちなみに航海士、機関士の初任給は外航海運の大手会社を例にとれば、基本給(2008年入社)は約24万円で、乗船中はこれに諸手当がつき、さらに年2回のボーナス(基本給の6〜7カ月分)が支給されました。

参考文献
・商船高専キャリア教育研究会編(2009)「船しごと、海しごと」海文堂

イメージ写真

イラスト

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