イベントレポート

なみ丸レポート

東京海洋大学 海洋工学部オープンキャンパス

なみ丸レポート

2012年7月30日(月)

東京海洋大学のオープンキャンパスを紹介するぜ~!!

7月27日(金)、「東京海洋大学」の越中島キャンパスで、海洋工学部のオープンキャンパスが行われるってのを耳にして、さっそく取材班とおジャマしてきたぜ!

JR京葉線「越中島駅」ホームから地上出口を出ると、目に飛び込んでくるのが「東京海洋大学」の越中島キャンパスだ!東京駅から2駅の「越中島駅」から徒歩2分の近さにありながら、豊かな緑に覆われたキャンパスには驚きだ!!

今回の『なみ丸レポート』は、沢山の高校生や父母で賑わうオープンキャンパスの様子を紹介するぜ!!

こんにちは、取材班です。オープンキャンパスの様子をお伝えする前に、まずは「東京海洋大学」のご紹介から。「東京海洋大学」は海洋・海事・水産分野の教育・研究を担う、日本で唯一の海洋系の国立大学です。「東京商船大学」と「東京水産大学」が一緒になり、2003年に新たに誕生しました。

同校の前身となる二つの大学の歴史は、なんと140年、その時代は明治時代にまで遡ります。なかでも「東京商船大学」は、東京大学に比べ2年も早く設立されたそうで、何よりも海運を担う人材の育成が急務だった明治時代の様子を想起させます。

現在までに同校は、各界に優秀な人材を輩出しています。学部は、海洋工学部(越中島キャンパス)、海洋科学部(品川キャンパス)に分かれています。

<ロケ地などとしても使われる「1号館」>

大学の通常科目の講義の他に、練習船を使った実習や、学外の施設を用いた実験など、同校ならではの取り組みが数多く行われています。“国際的に活躍する産官学のリーダーを輩出する世界最高水準の卓越した大学”を目指し、「東京海洋大学」は日々進化し続けているんですね。

今回、「東京海洋大学」の「越中島キャンパス」と「品川キャンパス」のうち、海洋工学部の「越中島キャンパス」に訪問してきました。「越中島キャンパス」は、隅田川の河口沿いに位置し、「越中島駅」から徒歩2分、「月島駅」や「門前仲町駅」からはそれぞれ徒歩10分と、好立地にあります。

そして特徴的なのが、キャンパス全体を覆う豊かな緑。樹木のアーチを抜け各施設に移動ができるので、夏の暑い日でも日陰を歩けばヒンヤリ快適です。

<日本最古の鉄船で重要文化財の「明治丸」>

「越中島キャンパス」の約10万平方メートルの敷地には、教室・教育研究室をはじめ、船舶運航性能実験水槽、ポンド(船着場)、世界最大級の操船シミュレーターなどがあり、実践的な教育・研究が行うための施設が充実しています。そして1930年に建てられた「1号館」は、登録有形文化財に指定されており、数多くのテレビドラマや映画のロケ地などとしても使われているそうです。

そしてキャンパス内でひときわ目を引くのが、敷地内に展示されている「明治丸」です。「明治丸」は、日本最古の鉄船の重要文化財で、「海の日」の由来ともなった明治天皇の東北・北海道地方巡幸に利用されたそうです。

<樹木のアーチをくぐってスタート>

オープンキャンパスは10時00分に開会。岩坂 海洋工学部長の学部紹介から始まり、続いて各学科長から「海事システム工学科」「海洋電子機械工学科」「流通情報工学科」についての紹介がありました。その後、模擬講義が行われ、参加した高校生はピンと張り詰めた雰囲気の中、講義に聞き入っていました。

そしてお昼休みを挟み「キャンパスツアー」が行われました。今回は「海事システム工学科」と「海洋電子機械工学科」の2つのツアーに潜入してきました。

<大学所有のものでは最大級の「運航性能実験水槽」>

まずは「海事システム工学科」のツアーに潜入です。

はじめにお邪魔したのが「運航性能実験水槽」。水槽は長さ54m・幅10m・水深2mで、日本の大学が所有するものでは最大級だそうです!ここでは実際に波を造り、模型船を使って船舶の操縦性を検査するなどの様々な実験が行われています。このような先進的な施設を持つ同校は、企業などとの共同研究なども盛んに行われているそうです(でもその企業名は、トップシークレットとのことで教えていただけませんでした。秘密があるって、男心をくすぐりますね!)。

<実際の船の操舵を体験できる「レーダシミュレータ」>

そして「レーダシミュレータ」を体験できる運航システム実習室へ。

このシステムは、忠実に再現された環境(気象状況や海底地形など)のもと、実際の船の操舵を体験することができます。船橋からの景観やレーダ、衝突予防装置などを使って衝突回避行動決定をトレーニングすることができます。このほか、船舶の航跡の確認や海上交通流の変化を把握できる「先端ナビゲートシステム」も見学しました。

<機械材料研究室での模擬講義>

そして、「海事システム工学科」の次に潜入してきたのが「海洋電子機械工学科」のツアーです。

お邪魔したのは機械材料研究室。ここでは海洋で使用される材料の研究開発を行っています。今回のツアーでは、材料の中でも特に金属について知ってもらうため、百聞は一見にしかず! ということで、講義と実験を組み合わせた説明が行われていました。手で曲げられなかったスズを、熱を加えることにより手で曲げられるほど軟らかくなったことを参加者に体験してもらっていました。なんとこれは「焼きなまし」と呼ばれる日本刀を作る時にも用いられている方法だそうです。

<熱心に耳を傾ける参加者の皆さん>

そして、この研究室では、金属の付着物や腐食生成物の分析から劣化原因を調査する実験も行っているそうです。1円玉、10円玉、100円玉のそれぞれの硬貨の表面を実際に観察・分析して、金属元素の検出を確認するとともに、酸化物変色皮膜の組成について、データの解析例を紹介していました。

エネルギー分散型X線分析装置を使って金属の元素分析に参加者たちは食い入るように聞き入っていました。また、この研究室では光学顕微鏡を備えており、全体像を確認しながら、切り替えることで微小部分の高倍率観察をできるそうです。

<研究船「やよい」からの永代橋と東京スカイツリー>

そして、次に参加したのが、研究船「やよい」の体験航海と、練習船「汐路丸」の船内見学がセットになったツアーです。このツアーは受付が当日朝の9時30分から行われましたが、定員80名に対し受付開始後、あっという間に締め切るほどの盛況でした。そんな大人気のツアーに乗船させてもらいました。まずは研究船「やよい」に乗り込みます。万が一の時のために、みんな、腰に救命胴衣を着用しての乗船です

ポンドと呼ばれる船の係留池から「やよい」は出港。一路、隅田川を下り、本流に合流する地点で目に飛び込んできたのが、力強さが印象的な永代橋と、空に突き出した東京スカイツリーです。なかなか目にすることのできない光景に乗船した一同は感激の様子でした。

<最新機器を備えた練習船「汐路丸」>

そして途中、勝鬨橋をくぐり、築地市場や東京タワー、浜離宮を横に見ながら航海は続きます。そして途中、「やよい」が接舷したのが練習船「汐路丸」です。

「汐路丸」では、安全で効率的な新しい船舶の運航形態を学習するために、最新機器を備えた船舶による実験・実習が行われています。練習船「汐路丸」に接舷し、迎えてくれたのが持田船長。船長からの船の説明に、参加者は食い入るように耳を傾けていました。そして最後には「入学したら、またこの船で会いしましょう!」との熱いお言葉をもらい「汐路丸」を後にしました。その後、レインボーブリッジを経由し、ポンドに戻ってきました。

今回、オープンキャンパスに足を運んでみて、

東京海洋大学には日本の最先端が山ほど結集していることを肌で感じたぜー!

こんな恵まれた環境で、4年間学生生活を送れるなんて、最高だな!!

俺もまだまだこれから他の学校にも潜入取材するから、check it outだぜ!!!

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