外航船図鑑
見てみよう!
外航船は、海外から様々な
貨物を運んでいます!
原油、LNG(液化天然ガス)、鉄鉱石、穀物、自動車、雑貨など、液体から固体までその形や大きさも多種多様!
それぞれの貨物の特徴に合わせて、もっとも安全で効率的な輸送方法を追求した結果、多彩な専用船が生まれたのです。大量輸送を効率的に行うための大型化も進んでいます。
どんな船があるのか、見てみましょう!
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コンテナ船
貨物船の中では最速を誇る雑貨輸送の専用船。衣類や電気製品などの生活雑貨から危険品まで多種多様な貨物を国際規格のコンテナに収納して運ぶ。コンテナ化された貨物はトラックや鉄道などへの積み替えが容易なため、荷役の迅速化とともに海陸一貫によるドア・ツー・ドアの輸送を実現。国際定期輸送に画期的な変化をもたらした。
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オイルタンカー
原油を運ぶ専用船。複数の区画に仕切られたタンク状の船倉を持ち、事故時の原油流出を最小限に抑えるため船側と船底を二重構造化している。荷役用のパイプラインとポンプを持ち、積み荷役には陸側のポンプを、揚げ荷役には本船装備のポンプを使う。50万重量トンを超す大型の船も出現したが、現在は30万重量トン級のVLCC(大型タンカー)が主力。
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LNG船
天然ガスをマイナス162℃の超低温で液化したLNG(液化天然ガス)を運ぶ、超低温輸送のための特殊な材質のタンク、荷役時の事故を防ぐ緊急遮断装置、輸送中に気化した天然ガスを燃料として使うタービンエンジンなど、先端技術を駆出。独立球形タンクを船体に固定したモス方式や、金属の薄膜でタンクを覆ったメンブレン方式がある。
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LPG船
プロパンやブタンなどを液化したLPG(液化石油ガス)を運ぶ。輸送方式には常温で加圧して液化する加圧式、常圧で冷却して液化する冷却式及び半冷却圧式があるが、大型LPG船はすべて冷却式。ばら積み船のような船倉内に防熱を施した低温LPGタンクを設置している。輸送中に気化したガスを液化する再液化装置も備えている。
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ばら積み船
小麦などの穀物をそのままの状態で運ぶ。貨物の流動を防ぐため、船倉上部に傾斜をつけ、トップサイドタンクという三角形のバラストタンクを設置している。本船自体に荷役装置を持つものと持たないものがあるが、穀物の揚げ荷役には、通常、陸上に設けられたニューマチックアンローダーというバキューム方式の荷役装置が使われる。
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自動車専用船
自動車を専門に運ぶ船。貨物となる自動車を専門のドライバーが運転し、船のランプウェイから船内に積み込む。船内は何層ものデッキに分かれ、バスなど大型車両を積むためのデッキは車高に合わせて上下する。全体に屋内駐車場のような構造をしている。最大級のものでは13層ものデッキを持つ8,000台積みの大型船もある。
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鉱石専用船
製鉄原料の鉄鉱石と石炭を運ぶ。鉱石専用船同様、大型化が進んだ船種で、最近は製鉄原料輸送の主力。鉄鉱石と比べてはるかに比重の小さい石炭も運ぶため、鉱石専用船より積荷スペースは広い。石炭の場合は全船倉に満載されるが、比重の大きい鉄鉱石の場合は船倉1つおきに積み込むジャンピングロードという方法を採用する場合もある。
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重量物船
プラント部品や大型建設機械など重量物を専門に運ぶ。構造は一般貨物船に似ているが、重い貨物を自力で積み降ろせるよう、強力な荷役装置を備えている。船倉内に入らない大きな貨物は甲板上に積んで運ぶので、甲板は強固に建造されている。重量物の荷役中に船体が大きく傾斜するのを防ぐため、大容量のバラストタンクを両舷に設置している。
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木材専用船
木材を専門に運ぶ船。貨物は船倉内だけでなく甲板上にも積まれ、甲板積みの木材は両舷に建てられたスタンションと呼ばれる支柱で左右を押さえ、丈夫なワイヤーで固定される。荷役施設の不備な積み地が多いため、ほとんどの船がクレーンを装備する。積み荷役は、いかだに組んで運ばれた木材を沖合いで積み取る方法が一般的である。
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セメント専用船
セメント工場から港までセメントを運ぶために設計された船。セメントを袋づめするのではなく船倉内に直接入れて運ぶことができる。セメントの粉が飛び散らないようにするためと、大量のセメントを運べるようにするため機械やポンプといった荷役装置がついている。
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RORO船
RORO船とはロールオン・ロールオフ船の略。貨物を積んだトラックやシャーシ(荷台)ごと輸送することができる。船の前後からランプウェイと呼ばれる橋をのばすことで車両が船内に入ることができ、貨物の積みおろしが可能となる。
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クルーズ客船
巡行客船とも呼ばれ、乗客を乗せ船旅を提供するための船である。船内には宿泊設備に加え、レストランやプール時にはフィットネスといった設備を持っている場合もあり、日本中や世界中の長期間にわたる旅行を楽しめるようになっている。