商船系高専/大学の特徴

外航船員を目指す、
学び入口

外航船員を目指すためには、船や海運について専門的に学べる学校(商船系高専・商船系大学)があります。一般教養に加え、海事・海洋に関する知識や実習を通じて、外航船員に必要な力を身につけていきます。

また、商船系高専・商船系大学では、練習船での実習を通じて、自分に船員の仕事が合っているかを確かめながら学ぶこともできます。このページでは、それぞれの学びの特徴をご紹介します。先輩たちのリアルな学校生活や学びの様子も、あわせてご覧ください。

外航船員を目指せる
2つの学びの場

「商船系高専」と「商船系大学」はどちらも外航船員を目指するための代表的な進路です。
普通科の高校や総合大学と同じく一般教養を身につけながら、航海や機関に関する専門分野の学習や実習を通じて、
海の仕事に必要な知識や技術もともに学んでいきます。

  • 商船系高専

    中学校卒業後から、一般教養と専門分野を一貫して学べる進路です。海事・海洋に関する専門知識や実践的な実習を通じて、早い段階から船や海運について理解を深めることができます。練習船での実習を経験しながら、自分の将来や仕事との相性を考えられることも特徴です。

    また、高専卒業後は専攻科への進学や、商船系大学への編入といった進路を選ぶこともできます。
    「商船系高専」に分類される独立行政法人国立高等専門学校は全国で5校あります。
    各校で学ぶ先輩たちのインタビューも掲載しています。授業や実習の様子、進路を選んだ理由など、リアルな学校生活を知ることができます。

    商船系高専を見てみる
  • 商船系大学

    大学での幅広い教養教育を受けながら、航海系・機関系などの専門分野を深く学べる進路です。専門教育に加え、実習や研究設備を活用した学びを通して、船や海運に関する知識を深めていきます。より専門的な視点から海事分野について学びたい人にとっても、魅力のある環境です。

    「商船系大学」と呼ばれる、海事系の専門学部を持つ大学3校をご紹介します。
    各大学で学ぶ先輩たちのインタビューでは、学びの内容や将来の目標、学生生活の様子などを紹介しています。進学後のイメージづくりにも役立ちます。

    商船系大学を見てみる

共通する学び

商船系高専・商船系大学のいずれも、外航船員を目指すための専門教育と実習の機会が用意されています。卒業後は、3級海技士資格の海技士国家試験を筆記試験免除で受験できる進路につながることも特徴です。
→外航船員になるための資格についてはこちらをチェック!

商船系高専・商船系大学での生活

寮生活や集団生活で
できる一生の仲間たち!

商船系の高等専門学校や商船系大学では寮(入寮は任意)があります。寮では集団生活を通じて自立心や協調性を養うことができます。集団生活で得られる絆、友人はまさに一生の仲間となります。
キャンパス内には”船中心”の学校生活を送るには最高の環境と設備が整っています。まさに寮は周囲と調和しながら個性を発揮していくための訓練場なのです。

参考文献:社団法人 日本船主協会「海の上のプロフェッショナル〜世界に広がる夢の職場」
写真:富山高等専門学校HPより

商船系学校ならではの
クラブ活動や学校行事も
充実!

特徴的なカリキュラムがある商船系の学校ですが、普通科の学校同様、それ以上にクラブ活動や学校行事にも力を注いでいます。インターハイやインカレなど全国的に活躍する選手も輩出していますし、ヨット部や漕艇(カッター)部など、各校マリンスポーツの部活動が盛んなのも特徴です。
商船系高等専門学校では通常の高校と違い、幅広い年齢層でクラブ活動や学校行事を行うため、所属学科を越えた、生涯に渡って続く師弟・友人関係が形成される場でもあり、多くの学生たちが“Aim High”の精神で青春をエンジョイしています。

参考文献:商船高専キャリア教育研究会編(2009)「船しごと、海しごと」海文堂
写真:富山高等専門学校HPより

乗船実習で
実践力を身につける

知識を経験へ変える

商船系高専や商船系大学では、授業で学ぶだけでなく、実際に船に乗って学ぶ「乗船実習」も行われます。
船の上では、専門知識だけでなく、チームで動く力や、船内で生活しながら働く感覚も身につけていきます。
外航船員を目指す人にとって、乗船実習は将来の仕事をより具体的にイメージできる大切な機会です。

学校で学ぶこと

  • 海や船に関する専門知識
  • 資格取得に向けた学び
  • 航海・機関などの基礎
  • 外航船員の仕事の基礎

乗船実習で
身につくこと

  • 実際の船での動き方
  • 船内生活への理解
  • チームで働く力
  • 将来の仕事を体感する経験