仕事や会社の選び方
仕事や会社って、
どう選べばいい?
将来の仕事選びに不安を感じるのは自然なことです。
長く関わるものだからこそ、迷って当然といえます。
給与や安定性も大切ですが、それ以外にも「やりたいこと」や「得意なこと」、
あるいは「専門資格」を軸にした自分らしい働き方がたくさんあります。
このページでは、中高生のみなさんが将来を考えるための選択肢とヒントを紹介します。
まずは「働くこと」のワクワクを一緒にのぞいてみましょう。
-
Point 01
仕事選びは収入だけでなく、
やりがいや自己成長、日々の
生活の満足度にも直結する
重要な決断です。 -
Point 02
焦らず、それぞれの就職ルートや
「進学して専門性を高めてから働
くルート」など、多彩な選択肢を
知ることが大切です。 -
Point 03
進学ルートの中には、商船系
高専・大学で自分の武器を磨き、
世界の物流を支える「外航船員」
を目指すという、ユニークな
選択肢もあります。
仕事は生活を支える収入源ですが、人生の多くの時間を占めるものでもあります。
そのため、給与だけでなく「自分の価値観や体質に合うか」という視点が、心身の健康や生活の満足度を守るために不可欠です。
仕事を通じて成長を実感し、社会貢献の誇りを感じることも大切です。
焦らずに、自分が心地よく働ける条件を少しずつ見つけていきましょう。
何を学び、どんな自分になりたいか
-
仕事内容
何をする仕事か。体を動かすのが好きか、じっくり考えるのが好きか、
新しいものをつくり出したいか、
人と関わることに喜びを感じるか。 -
働く場所
街なかのオフィスか、ものづくりの
工場か、学校や病院か。あるいは、
大自然に囲まれた屋外や、世界中を
移動する船の上、海外など、
どんな場所を舞台にしたいか。 -
身につく力
その仕事を続けることで、どんな技術や国家資格、語学力、コミュニケーション能力、高度な専門知識が育ち、自分の武器になっていくか。
-
働き方
大勢のチームで一丸となって動くか、
一人で集中して作業に没頭するか。
いつも同じ決まった場所で働くか、
移動の多いダイナミックな環境を
選ぶか。 -
生活との相性
どのような休み方か、どこに
住むか 。家族や友人と過ごす時間、自分の趣味に没頭する時間と、仕事とのバランスをどう保ちたいか。 -
やりがい
自分の手がけた仕事が、
一体誰の役に立ち、どのように社会を支えているか。自分自身が心から
誇りを持てる仕事かどうか。
卒業後の進路や将来の仕事選びは、みなさんのこれからの働き方にダイレクトに結びついていきます。
¥就職活動は、学校のサポートだけでなく、ハローワークの活用や企業の採用サイトを自分で調べるなど、様々なアプローチが可能です。
また、大学や専門学校などへ進学して、自分だけの特別な専門性や資格を磨いてから社会へ飛び出す「進学して専門性を高めてから働くルート」も
非常に有力な選択肢です。それぞれの特徴と、自分に合う仕事・会社を見極めるポイントを整理して見ていきましょう。
| 将来の仕事・会社を選ぶルート | ルートの具体的な概要 | 自分に合う仕事・会社を見極めるポイント |
|---|---|---|
| 学校求人・進路指導を通じた就職 | 学校の進路指導室に集まる信頼性の高い求人情報をもとに、先生のアドバイスを受けながら企業を検討・応募します。 | 詳しい仕事内容、勤務地、勤務時間、休日、研修制度の有無のほか、職場見学ができるかを先生としっかり確認しましょう。 |
| ハローワーク等の公的窓口を活用する | 「新卒応援ハローワーク」などを訪れ、求人検索や個別の相談を行います。 | プロの就職カウンセラーに、自分に合う求人の選び方や、履歴書の書き方、面接練習などを相談できます。 |
| 企業の採用サイト・説明会を直接見る | 興味のある企業のホームページや合同企業説明会、職場見学を通じて、公式情報を主体的にリサーチします。 | リアルな仕事内容や環境、先輩の生の声、企業が求める人物像を知ることができます。 |
| 公務員・公的機関などへの就職を目指す | 自治体、国の機関、公共性の高い仕事を試験等で目指します。 | 公務員試験の内容、受験資格、採用時期や具体的な仕事内容を事前に調べます。 |
| 進学してから働く(専門学校・大学等) | 卒業後にすぐ就職せず進学し、専門知識を身につけます。その中には、世界を舞台に活躍する外航船員を目指す学校(商船系高専や大学) もあります。 | 学べるカリキュラム、取得できる資格、過去の就職先、実習や就職へのサポート体制を確認します。 |
| 家業・起業・地域の産業に関わる | 実家の仕事や地域の伝統産業を継承したり、新しいアイデアで事業を立ち上げたり(起業)する道です。 | 必要な知識、信頼できる相談先、事業継続のリスクや準備資金について考えます。 |
まだ将来やりたい仕事や具体的な職業が決まっていなくても大丈夫?
まったく問題ありません、安心してください。仕事選びは、最初からたったひとつの正解を無理に見つけ出すものではありません。まずは世の中にどんな仕事や会社があり、どんな大人がどんな場所で働いているのか、興味を持った働き方のイメージを少しずつ集めて知ることから始めてみましょう。
お給料の高さや会社の安定性だけで仕事を選ぶのはよくないこと?
給料や会社の安定性も、自分の生活を守るためにとても大切で立派な視点です。ただし、条件だけで決めてしまうと、実際の仕事内容や働く環境、日々の生活リズムとの相性を見落としてしまうことがあります 。複数の視点をバランスよく持って、総合的に考えるのがおすすめです。
すぐ就職するか、それとも進学して力をつけるか迷ったらどうすべき?
どちらの道にもそれぞれの良さがあります。高校を出てすぐ働けば、誰よりも早く社会人としての実務経験を積むことができます。一方で、進学の道を選ぶと、特定の分野の専門知識や一生モノの国家資格をしっかりと身につけて、より専門性の高い強みを持ってから働き始めることができます 。自分が「将来、どんな力を手に入れたいか」を軸に考えてみてください。
まわりをみんなと違う、ちょっと珍しい仕事を選んでもいいのかな?
オフィスを飛び出して、大自然や世界を舞台にするダイナミックな仕事がたくさんあります。たとえば、巨大な船を動かして世界中と日本を貿易で結び、人々の暮らしを根底から支える「外航船員」のような仕事もそのひとつ。視野を少し広げるだけで、まだ見たことのないワクワクする選択肢が無数に広がっています。
スケールの大きな仕事や専門職って、特別な知識や才能が必要?
全くそんなことはありません、安心してください。一見ハードルが高そうに見える世界ほど、実は「ゼロからプロを育てる仕組み」が一番しっかり整っています。たとえば先ほど挙げた「海の仕事」も、商船系の学校に進学すれば、事前の知識がゼロの状態から国家資格を取って世界へ飛び出せる確実なルートが用意されています。まずは「おもしろそう」という小さな好奇心からスタートすれば大丈夫です。
海や船に
関わる仕事を、
少しのぞいてみよう
仕事や会社を選ぶときは、自分の「未来の働き方」を具体的にイメージすることが大切です。
専門知識と資格を武器にする道のひとつとして、世界の経済を支える「外航船員」というダイナミックな職業があります。
すぐに答えを出そうとしなくても大丈夫です。
まずは色々な人の話や、大自然の仕事場を見つめながら、未来の働き方を少しだけのぞいてみませんか?