船乗りさんの豆知識


ホントのところ」
こんにちは!キャプテンなみ丸だ!
海で大きな船を見かけることってあるよな!
でも、その船の中で暮らす外航船員をはじめとする船乗りたちの日常って、なかなかイメージできないと思う。
ちょっと遠い存在に感じるかもしれないけど、実はみんなにとって身近で親しみやすいところもあるんだ。
それに、外航船員はみんなの毎日の暮らしを支える、大事な役割を担っているんだ。
今日は、そんな外航船員の生活や仕事を、ちょっとだけ一緒に覗いてみよう。



外航船員の意外な日常
外航船員は、船に乗っている間ずっと仕事をしていると思っていないか?実は違うんだ。
船の中にはカラオケやフィットネスジム、卓球台やバスケットコートなんかもあって、仕事以外の時間に趣味やストレス発散ができる環境が整ってるんだ。
カラオケやジムで汗を流すなんて、地上のみんなの暮らしとそんなに変わらないよな。むしろ、絶景を眺めながら生活できるって、羨ましく思う人もいるんじゃないか?

ストレス解消してるんだぞ!




ところで船酔いって、船に乗ったことがある人なら誰でも経験したことがあるんじゃないかな?
実は、プロの船員だって人によって最初は船酔いするんだぞ。でも、意外な方法でしっかり対策してるんだ。
例えば、光の刺激を抑えるサングラスを使ったり、生姜飴や生姜湯で吐き気を抑えたりする。
他にも手首のツボを押したり、ミントガムで気持ちを落ち着かせたり、血糖値を安定させるためにチョコレートを食べたりすることもあるんだ。
船酔いはみんなが通る道だから、特別なことじゃないんだぞ。

でも工夫次第で慣れてくるぞ!




「外航船員」というお仕事
こうしてみると、外航船員が意外と身近に感じられるよな!
でも、そんな身近な存在が担っている役割は、みんなの生活にとって欠かせないものなんだ。
実際、日本の貿易の99.6%が海上輸送で行われている。普段食べているパンや果物、着ている服の原料などは、ほとんど船で運ばれているんだぞ。
飛行機は早く運べるけど、一度に運べる量が少なくて高コスト。一方、船なら何万トンもの荷物を効率よく運ぶことができるんだ。
大きな船の輸送によっては、日本の生活が支えられているんだな!

コンビニの棚が空っぽになるぞ!




外航船員を待っているぞ!
ところが、日本で活躍する外航船員のうち、日本人はわずか4%しかいないんだ。
実際、ほとんどがフィリピン人など外国人船員によって支えられている。
この状況を改善しようと、日本でももっと多くの日本人船員を育てようという取り組みが進んでいる。
そのひとつが僕たち『J-CREWプロジェクト ~やっぱり海が好き~』なんだ。!

増えるといいな!




はるか海の向こうの遠い存在かと思っていたかもしれないけど、意外とみんなと似ている部分も
あったよね。それに、普段の生活がこんなふうに支えられているって気付いてもらえたら
キャプテンなみ丸も嬉しいぞ!
『外航船員』という仕事は、世界の海を巡りながら、日本の暮らしを守る重要な役割なんだ。
もし少しでも興味を持ったら、また気軽に調べてみてね。
いつかどこかの海で会えるのを楽しみにしているぞ!





