学生インタビュー

富山高等専門学校

加納 あすかさんのインタビュー画像

2024年インタビュー

2024年インタビュー

富山高等専門学校

加納 あすかさん

商船学科 機関コース/5年
加納 あすかさん

  • Point 01

    幼い頃に見た帆船・海王丸をきっかけに、世界の海で働く外航船員に憧れた。

  • Point 02

    外航タンカーへの就職を前に、エネルギー輸送を支える仕事への責任感と意欲を語っている。

  • Point 03

    学校での学びや部活動を通じて成長し、将来は外航タンカーの機関長を目指している。

Q1. 外航船員を目指そうと思ったきっかけは何ですか?

幼い頃に帆船・海王丸を見学し、船体の大きさや船室の雰囲気を体感して、「なんて夢がある世界だろう!」と魅せられたからです。また、英語を話すのが好きだったことや、世界の海を舞台に活躍したいという思いが強かったことから、外航船員を目指すようになりました。

外航船員としての就職を目前に控え、目を輝かせて話す加納さん
Q2. 日本経済を支える外航船員の重要性についてどう思いますか?

島国である日本は、輸出入のほぼ100%を海上輸送に頼っています。そのため、海上輸送が滞ると、経済や貿易も滞ってしまいます。とくに、それが石油やLPGといったエネルギーだと、社会活動はもちろん日常生活にも大打撃を与えてしまうので、これを回避するという点においても、大変重要性の高い仕事だと考えています。

Q3. 外航タンカー社への就職が内定していますが、乗船する心境や意気込みをお聞かせください。

タンカーが輸送するのはエネルギー資源です。私たちに深く関わるものだからこそ真摯に業務に取り組み、みなさんの生活の安定や日本経済の成長の一助になっていければと考えています。エネルギー資源は危険物でもあるため、女性のタンカー乗船は不安視されることもありますが、安全な航行のための法整備も含め、教員・企業担当者の方々からしっかりとした説明があったので、私自身、安心して乗船できると考えています。また、許可がでれば寄港地に上陸でき、外国の文化に触れられることも楽しみにしています。

Q4. 学校の勉強や部活、生活はいかがですか?

授業は毎日4コマで一般科目と専門科目があり、学ばなければいけないことがたくさん!得意科目は熱力学と材料力学です。苦手科目は数学なのですが、機械系の力学につながるので、しっかりと習得できるよう頑張っています。部活は茶道部とダンス部に入っています。茶道は小学5年生のときから習っているので、みんなに教える立場になっています。ダンスはまったくの未経験でしたが、練習を重ねたかいもあり、学生生活最後のステージとなった今年の文化祭では、納得のいくダンスを披露することができました。ステージ演出が凝っていたのもあって、踊っているときはとても楽しく幸せでした。

加納さんが所属するダンス部の文化祭でのステージショー
Q5. 今後の目標や夢は何ですか?

外航タンカーの機関長です。富山高専に入学したときはぼんやりとした“夢”でしたが、外航タンカー社への就職が内定したことで、よりはっきりとした“目標”になりました。入社後は機関コースで学んだことを活かしながら、着実にステップアップしていきたいと思っています。

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機関コースの実習風景
Q6. これから商船系高専への入学を考えている方へ一言。

多くの方々にとって、海事業界はあまり馴染みがないものかもしれませんが、もし少しでも船に興味があれば、オープンキャンパスや学校説明会に参加してみることをおすすめします。いちどでも船に乗ればその魅力を肌で感じられ、もっと深く学んでみたいと思うはずですよ!

(2024年6月取材)

練習船「若潮丸」の前で敬礼する加納さん